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「コレステロール」は人間の体内にある脂肪の一種です。脂肪には「中性脂肪」「遊離脂肪酸」「リン脂質」「コレステロール」の4種類あります。「中性脂肪」は脂肪細胞の中に貯蔵されてエネルギーとして使われる脂肪です。いわゆるお腹につくぶよぶよのお肉のことで肥満の原因になるものです。「遊離脂肪酸」は中性脂肪が分解され血中に溶けだしてできるもの。「リン脂質」は細胞膜の形成に必要な成分。そして「コレステロール」は体の中の細胞やホルモンを作る大切な成分です。どれも人間の体に欠かせない要素ですが、特に中性脂肪とコレステロールは値が高すぎても低すぎても体によくありません。よく「コレステロールが高くて…」などと言う人がいますが、コレステロールは値が高すぎると生活習慣病を中心としたいろいろな病気の原因になるのですが、逆に低すぎても血管が弱くなり病気の原因になりやすいと言われています。基準値内でない場合は食事や運動、生活習慣の見直しなどの改善が望まれます。
コレステロールは高すぎず低すぎず適正に保つことが大切です。というのもコレステロールは体内でさまざまな役割を担っていて人間にとって必要不可欠なものだからです。その役割は大きく分けて3つあります。まず1つ目に「細胞を包む細胞膜を作る役割」があります。そのためコレステロール値が低くなると血管が弱くなり貧血になりがちです。2つ目の役割は「ホルモンの原材料」になることです。ホルモンも人体に必要不可欠なものですのでコレステロールも大切になります。3つ目に「胆汁酸の材料になり消化・吸収を助ける役割」があります。そのほかにも体を適正に保つためのいろいろな役割を果たしています。どれもコレステロール値が高すぎても低すぎてもバランスが崩すことになりますので、これだけでもいかにコレステロールが大切な役割を果たしているかがお分かり頂けるでしょう。
4つの脂肪のうち全体の90%を占めていて最も多いのは中性脂肪です。ではコレステロールは?というと脂肪酸やリン脂質とともに残りの10%を占めるにすぎません。ですから意外に量は少ないものなのです。体が1日に必要とするコレステロールの量もわずか1〜2gだと言われています。しかし人間の体には大切なものですからうまくバランスをとってコントロールしていくことが大切なのです。
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