
悪玉コレステロールを減らすには、食事療法や運動療法が基本ですが、それでもコレステロールが減らない場合は、薬を使用する場合があります。薬にはスタチン系、フィブラート系、レジン(陰イオン交換樹脂)系、EPA製剤、小腸コレステロール吸収阻害薬があり、悪玉コレステロールを減らす薬としては、主にスタチン系やレジン系が使用されることが多いようです。スタチン系の薬はコレステロールの合成を抑えることで、悪玉コレステロールを減らす効果があると言われる薬。レジンは胆汁酸の排泄を促し、肝臓内での胆汁酸合成を増やして、悪玉コレステロールを減らす薬です。フィブラート系の薬やEPA製剤は、肝臓での脂質の合成を抑え、主に中性脂肪を減らす薬とされているので、コレステロールよりも中性脂肪が多い人に使用されることが多いようです。
悪玉コレステロールを減らす薬を使用するタイミングとしては、食事や運動によって改善がみられない時です。中には仕事や家庭の問題で食事療法や運動療法が行えず、悪玉コレステロールを減らすことができない場合もあります。そのような場合、薬を使用します。しかし、薬によって悪玉コレステロールを減らすことができても、食事療法や運動療法をやめてしまっては、本当の意味での改善にはなりません。また、薬を使用したからといって、すぐに改善しない場合もあります。医師の指示に従って正しく飲み続けることが、悪玉コレステロールを減らすためには大切です。
薬の効果はどのくらいで現れるものなのでしょうか?悪玉コレステロールを減らす効果がると言われるスタチン系の薬は、1ヵ月ほどで悪玉コレステロールが減ると言われています。さらに長期に渡り使用することで、悪玉コレステロールを20%〜50%下げることができると言われています。もちろん、効果は個人差がありますし、薬の強度によっても効果は異なります。1種類の薬で目標に届かない場合は、薬の量を増やしたり、組み合わせのよい薬による併用療法も行われます。
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