
現在、日本においてコレステロールが高い人は2000万人以上と言われています。そのためコレステロールを下げる薬は症状にあわせて使い分けられるほど多く開発されています。しかも効果が高く副作用が比較的少ない薬が多いので選択の幅は広いと言えるでしょう。コレステロールを下げる薬にはいくつか種類があります。例えば「スタチン系」「陰イオン交換樹脂」「プロブコール」「フィブラート系」「ニコチン酸系」などです。なかでも「スタチン系」はコレステロールの生合成を抑えてコレステロールを下げる薬としてよく用いられています。実際の治療ではこれらの薬の特徴と症状にあわせて適切な薬が投与されることになります。
コレステロールを下げる薬の副作用は比較的少ないとはいえ全くないわけではありません。現在のコレステロールを下げる薬の多くに胃腸障害、肝臓障害などの副作用がありますので注意が必要です。またコレステロールを下げる薬としてよく用いられている「スタチン系」の副作用としてよく知られているのが筋肉に強い衝撃が加わるなどして手足の痛みやだるさが出る「横紋筋融解症」です。横紋筋融解症が副作用としてあらわれるのは極稀なことですが副作用の一つとして知っておくと良いでしょう。また最近は薬の開発が進んでコレステロールを下げる薬も新薬が続々登場しています。これらの新薬も副作用は少なく安全性が確認されていますが、飲み続けるうちに副作用があらわれることもあるかもしれませんので充分注意が必要です。基本的に多くの薬に副作用があることを考えるとコレステロールを下げる薬に対しても必要以上に構えることはありませんが、体質や薬の使い方などによって副作用がより発生しやすくなることもありますので、薬は医師の指導のもと適切に飲むことが大切です。
薬による治療で一旦コレステロールを下げる効果が出ても、食事や生活習慣が乱れると再びコレステロール値が上がることがあります。規則正しい食生活や生活習慣が守れると思われる人の場合は薬の量を減らしたり中止したりすることもありますが、遺伝的に難しい場合またはそのほかの病気などにより継続して飲み続けなければならない場合は続けて服用することが必要になります。いずれにしても症状によりますので薬の副作用を含めて気になることがある場合はかかりつけの医師とご相談下さい。
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